第52回護憲大会が開かれる (2015/11/14~16)
不戦と民主主義-戦後の誓いを忘れない- 参加者報告
憲法理念の実現をめざす第52回護憲大会が11月14日(土)~11月16日(月)、リンクステーション青森(青森市文化会館)で開かれました。
全国から約1800人が参加し、憲法を守る広島県民会議からは16人が参加しました。
また、会場ロビーには青森大空襲のパネルが展示されていました。1945年7月28日、この青森市においてもB29の一晩の空襲により約1000人が亡くなっています。
吉田忠智社民党党首は臨時国会を開かなければならない、戦争法の廃止、自衛隊を海外に行かさない、目的のためなら手段を選ばない安倍政権を容認するわけにはいかないと、力強く訴えました。

開会式であいさつする吉田忠智(社民党党首)
開会総会のあと、「戦争法廃止、立憲主義確立、憲法擁護のため私たちは今後どう闘うのか」をテーマにシンポジウムがありました。
<二日目>
各分科会(7つ)、フィールドワーク(2つ)にわかれ、討論が行われました。
フィールドワークAでは六ヶ所村核燃施設・米軍三沢基地視察などを見学しました。
青森県には核燃施設・米軍基地・原発と危険な施設が集中しており、ここで原発事故が起これば未曾有の被害につながる恐れがあります。
<三日目>
閉会総会では、辺野古新基地建設を阻止するとりくみについて山城 博治(沖縄平和運動センター)さんをはじめ、現地からの熱い闘争報告が続きました。
私たちはこの三日間のなかでこの間の運動の成果を確認しあい、決して、この情勢をあきらめてはならないと決意しました。
多くの人びとの共同の力で、来年の参議院選挙に必ず勝利し、「戦争法」を廃止し、私たちの未来を「戦争する国」から「戦争しない国」に切り拓くことを確認しました。
(報告:Y・A)