高浜原発再稼働に慰霊碑前で抗議の座込み (2017/05/18)
広島県原水禁が呼びかけた「高浜原発再稼働に抗議し、即時停止を求める」原爆慰霊碑前座り込みが、午後0時15分から30分間行われました。

慰霊碑前で59名が無言の座り込み
福井県高浜町の高浜原発4号機が多くの地域・近隣住民の不安を抱えたまま5月17日に再稼働しました。
高浜原発4号機は2016年2月に新規制基準に適合したとして再稼働したものの3日後の発電・送電作業中に原子炉が緊急停止。
地元住民の訴えで、3月に大津地裁で運転差し止めの仮処分が出たことでそのまま運転停止状態となっていましたが、関西電力の上告により高裁では一転して再稼働を認める判決となりました。
関西電力は5月25日頃には出力100%でフル稼働する予定で。原子力規制庁の最終試験を経て、6月中旬に営業運転に入る計画になっています。
何か起これば、未曾有の被害と速効的有効な対策が打てない事は福島原発事故が教えてくれています。それでもまずは再稼働ありきの電力会社・行政の姿勢には怒りを覚えます。
再稼働されたとしても、絶えず鋭い監視の目と、原発を止めるための多くの人たちの声と力を結集し、大きくしていかなければなりません!