反核平和の夕べ開催(府中市) (2017/07/06)
6月28日に広島平和公園の慰霊碑前を出発した反核平和の火リレーが到着した7月6日(木)府中市内で反核平和の夕べが開催されました。
夕べには、冒頭に連合の「上貞直樹事務局長」が連帯のあいさつされました。
講演は、「父子の別れ 5歳10ヶ月の体験」と題し、広島県原爆被害者団体協議会「被曝を語り継ぐ会」の廣中正樹さんに話していただきました。

講演の中で、自ら描かれた何枚ものイラスト(本人さんは漫画と紹介)を使って、広島鉄道局職員だったお父さんが被曝し、翌日亡くなられた体験を通じ、被爆体験を若者に伝える重要性を決意を込めて話されました。


福山市原爆被害者友の会の会長藤井悟さんも同席されました。
今回、7日に府中市地区をスタートする反核平和の火リレーは、自治労府中市職青年部女性部が中心として取組みました。
社民党はランナーとして水田豊議員、石岡清貴さんが参加し、また全逓労組にも声をかけ2名の方が参加してこられました。全逓のランナー小坂信広さんと府中市職労青年部の事務局長小坂真史さんは親子での参加で走られました。
廣中さんの講演「父子の別れ 5歳10ヶ月の体験」では、子供が目の前で原爆により父親との死別を余儀なくされたこと。
それが70年を過ぎて、原爆体験を風化させず、語り継ぐために親子で平和の火リレーに参加し走り継ぐこと。
とても運動の継続性の重要さを改めて感じた反核平和の火リレーでした。
(報告:小川敏男府中市議)