11月の19日行動を展開 <府中市> (2017/11/19)
今月も府中市では11月19日(日)、「19日行動(19日まちかどリレー)」を取組みました。
今月も2か所(上下町JAエーコープ前:7人参加、旧府中市天満屋前:10人参加)で街頭演説を行いました。

≪演説の内容≫
「安倍首相が姑息なことをやろうとしています。
憲法9条は1項で戦争の放棄、2項は1項の目的のために戦力を持たない、交戦権は認めないというものです。
安倍首相はこの9条に3項を追加して、自衛隊を明記すると言っています。しかし、どうみても1項、2項と矛盾することになります。
ところが、「法律の内容が相互に矛盾・抵触する場合には、時間的に後に制定された法律が、先に制定された法律より優先的に適用される」という『後法優先の原則』があるのです。
それで、3項が追加されると1項2項は廃止された状態になるか、少なくとも3項に適合するように解釈を変更されることになります。
これは憲法9条について「国民の審判をあおぐ」というより、3項を加えて憲法9条の本来の目的である戦争の放棄を亡き者にすることです。
今の憲法による改正手順ではありません。
「9条を変えるのではありませんよ。自衛隊の存在を認めるだけですよ」といいながら実質9条の改悪です。
9条そのものの「改正」を国民に問い、選挙で国民の審判を受けるのでなく法の欠点を利用しているのです。
9条の危機は危機ですが、こうした憲法「改正」のやり方は姑息で卑劣で悪質です。まっとうな政治家がやることではありません。
現憲法は権力側の暴走を抑え、国会など行政を司る者に憲法で定めている国民主権をゆがめることなく、守らせる責務がある事を明記しています。
憲法違反の安倍首相の暴走こそ国民の手で止めなければなりません。」
報告:小川敏男府中市議