社民党広島県連合第28回定期大会を開催! (2021/06/26)
国民のいのちと暮らしを守り、改憲を許さず平和な社会を!
6月26日(土)午後2時30分から広島市佐伯区民文化センターで社民党広島県連合第28回定期大会が開催されました。
今大会は新型コロナウイルス感染下、広島県での「緊急事態宣言」が解除されたばかりでもあり団体・来賓・傍聴者なども抑え代議員数を絞り短時間での開催となりました。
冒頭、檀上代表より「この間、立憲民主党との合流問題で揺れたが、広島県連合はこれまで支援していただいた支援者と共に政治を変えるため社民党を残す事を議論の中で決定した。新生社民党として、地域・現場に根差した運動を追求し総選挙で候補者を擁立してたたかおう! 答えは現場にある!」と力強いあいさつがありました。

大会には急遽、全国連合から福島瑞穂党首も来広され、あいさつを兼ねて情勢報告が話されました。

福島党首は「昨年の全国大会以降、任意で立憲民主党との合流が進められている動きもあるが、「社民党の存続」は全国大会で決定されています。全国各地の県連合は新生社民党の組織づくりに懸命に活動をしています。そんな中、この中国ブロックから候補者を立てて闘うことを決意された事に敬意を表します。現在、全国すべてのブロックから候補者を擁立するべく調整が進んでいます。」とあいさつされました。

その中で、「6月16日に国会が閉会しました。野党はコロナ感染の拡大の中で会期の延長をして、支援対策を論議すべきだと再三に渡り申し入れをしましたが、菅政権は数の力で一方的に閉会しました。政府のコロナ対策は全てが後手後手になっています。『仕事がない、お金がない、住まいがない』という社会が痛んでいる状況下にあって、生命を繋ぐ施策をだしていない。人の生命を大前提にしていない現れです。これは今の時期に公立病院・国立病院の病床を削減する法案が進められている事をみても明らかです。『改憲手続き改正法案』、『ディジタル庁関連法案』では野党から出されていたCM規制(金を使ってCMで世論を誘導させない)はせず、今の状況で憲法改正の論議は充分できるとして押し切ろうとしています。また『重要土地等調査規制法案』(注1)が、議論も深めないまま6月1日衆議院で可決され、参議院へ送られました。国民の知る権利や民主主義が危うくなっています。菅政権の独断政治を止めさせるため野党共闘はとても重要です。しかし、その中に社民党の存在は不可欠です。『核兵器禁止条約』の先頭に立つはずの日本政府が批准しないなんてありえません! 私たち社民党の存在価値はここにあると思います。厳しい闘いは続きますが共に頑張りましょう!」と力強くアピールされました。
(注1)重要土地等調査規制法案 2021年6月1日衆院可決
本法案では、内閣総理大臣は、閣議決定した基本方針に基づき、重要施設の敷地の周囲おおむね1000メートルや国境離島等の区域内に「注視区域」や「特別注視区域」を指定することができ、そして、その区域内にある土地及び建物(以下「土地等」という)の利用に関し、調査や規制をすることができることとなっている。
※社民党全国連合として同法案に抗議する談話がでています。
談話は
こちらから
※日本弁護士連合会から同法案に対して反対の声明がでています。
声明は
こちらから
続いて、福山幹事長より、総括提案・活動方針案の提案後、決算報告と予算提案が行われました。

全体討論では9名の支部・代議員より発言がありました。
この中で、先に行われた地方選挙の報告と支援に対するお礼がありました。
◎柏床 由夫 神石高原町議会議員

◎田島 清 安芸太田町議会議員

◎福山権二 庄原市議会議員

◎水田 豊 府中市議
議会報告と府中市議会議員選挙(2022年4月予定)へ向けた決意が述べられました。

そして大会議案・特別決議・大会宣言を採択しました。
なお、特別決議で採択された「有田 ゆうこ」(広島南区支部協議会)さんから、間近に迫る総選挙で広島1区選挙区・比例代表予定候補として闘う力強い決意表明がありました。

決意を述べる有田ゆうこさん

福島みずほ党首(右)と有田ゆうこさん
有田 ゆうこ 主な略歴
1970年 9月 広島市南区宇品生まれ
1989年 3月 広島市立広島商業高校卒
1991年 3月 鈴峯女子短期大学国文科コース卒
1995年11月 学校関係団体職員
2011年10月 社民党広島県連合書記局勤務
現在 社民党広島県連合副代表
資格
普通自動車免許・情報処理3級・珠算2級・簿記1級
カワイドリマトーングレードライセンス |
最後に檀上県連合代表の音頭で「団結ガンバロー」で大会を締めくくりました。

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特別決議
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大会宣言