19日(リレートーク)行動を展開 <府中市> (2023/01/19)
1月19日(木)、府中市でリレートーク・スタンディング行動を取組みました。上下地区は午後3時からAコープ前で6名、府中地区は午後4時30分から府中天満屋店前で8名の参加者でした。

今回は神石高原町から新たな方が参加してくれました。(安保法制に反対する府中市民の会主催)

リレートークでの発言で新しい参加者のAさんは・・・
「私の祖父は上下町から出征した。43歳で陸軍に徴兵され、広島市で甲神(こうじん=甲奴と神石)部隊の一員として建物疎開を行っていた。建物疎開とは兵隊が建物の柱を切って学生などがロープでひっぱって倒す作業らしい。練兵場で被爆し、三次まで帰って死亡した。死体は馬洗川の河川敷で焼かれ骨も返ってこなかった」と切々と話されました。
Bさんは・・・
「タレントのタモリさんが黒柳徹子さんのTV番組【徹子の部屋】で、『今年はどんな年になりますか』と聞かれ、『新しい戦前になるんじゃないでしょうか』と答えていた。そうならないため、みんなが声を出さなくてはいけない」と訴えられました。
Cさんは・・・
「中国新聞は1月3日と4日に広島出身で初の内閣総理大臣であった加藤友三郎を取り上げていました。その見出しには ” 加藤友三郎没後100年 軍拡より協調(外交) 今こそ光を
” とあります。新聞では、加藤友三郎総理大臣は、第1次世界大戦の後、難しい世界の情勢から” どこの国とも仲良くする協調外交を掲げ、軍事費を削減した”
と書かれてあります。
さらに、” 歳出の半分を占めた軍事費を削って民生や教育、産業振興に振り向けた結果、設立が難航していた旧制広島高校の実現も。加藤友三郎総理大臣のおかげと広島で称賛されてきた
” とあります。この新聞からも、同じ広島出身の総理大臣の岸田首相が『協調外交より軍拡』を進めていると批判していることがわかります。ロシアのウクライナ侵略からも戦争を止める方向を国民みんなが求めています。それなのに岸田首相は『敵基地攻撃』や『武器輸出の解禁』、『防衛費をGDP比2%に増額する』と決めています。
岸田首相には、同じ広島出身の総理大臣加藤友三郎を見習って、どこの国とも仲良くする協調外交と、軍事費を削減して国民の生活が豊かになることに予算は使うことを求めます。岸田首相は広島県民の平和を求める声に耳を傾けてほしい」と訴えました。