19日行動(リレートーク)を取組む <府中市> (2023/02/19)
2月19日(日)、戦争法に反対する府中市民の会の呼びかけで「19日行動(リレ−ト−ク)」(戦争法に反対する府中市民の会主催)が市内2か所で取組まれました。
(上下Aコープ前 午後3時〜(15人)、府中天満屋前 午後4時30分〜(12人)

<主なアピール内容>
2月24日は一年前にロシアがウクライナに軍事侵攻した日です。
1年経ちますが戦争はおさまるどころか、アメリカやEC諸国は新たに戦車をウクライナに提供するなど戦争はさらにひどくなりそうです。
一方、日本では岸田首相は台湾の蔡英文(さい・えいぶん)総統が「戦争はしない」といっているにもかかわらず、「台湾有事」をあおりたて軍事費を現在の2倍にする。そのために消費税を引き上げると言っています。
国民の気持ちは岸田首相とは違っています。トルコとシリアでの地震の死亡者は4万6千人と報道されています。東日本大震災の死亡者は2万2千人ですから、2倍の人が亡くなっています。
多くの日本人は「日本はトルコと仲良くして国民同士が観光で行ったり来たりしたらいい。そうすりゃ戦争もおきん。昔から日本とトルコは仲が良かった。日本の地震のときも支援してくれている」と言って、赤十字や中国新聞などの救援カンパに積極的に応じています。
トルコと日本の友好関係は、1890年の和歌山県串本町沖でのトルコ船の遭難で村人が懸命な救助を行ったことから始まっています。「海難1890」という映画にもなっています。
また、1985年に216名の日本人がイランのテヘラン空港へ取り残された時、トルコは自国の国民を優先せず日本人をトルコ航空で救出しています。この時、トルコ政府は1890年の遭難事故の借りを返しただけと言っています。
こうした歴史を知っているから日本の人々はトルコ・シリア救援カンパに積極的に応じています。国民のこうした行動からも岸田首相はすべての困っている国の救援活動、国際貢献に力を入れるべきです。
すべての国と仲良くすることが日本の防衛につながります。軍事で絶対に平和を守ることはできません。トルコとの友好関係がそのことを教えています。
岸田首相は国民の気持ちに沿った政治を行うべきです。