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活 動ACTION

社民党広島県連合の活動

 

 呉市長へ要請!                      (2024/03/19)
   「複合防衛拠点化」構想に反対!


 社民党広島県連合は、防衛省による瀬戸内製鋼所呉地区跡地を「多機能な複合防衛拠点」整備のために一括購入するとの報道(3月4日付け)に大きな衝撃と憤りを持ち、こうした構想へ反対するように呉市長へ強く求める要請行動を行いました。

       新原芳明呉市長に要請文を手渡す檀上社民党広島県連合代表

 【要請文は以下の通り】

 呉市長 新原芳明 様

  
日本製鉄瀬戸内製鉄所呉地区跡地の「複合防衛拠点化」構想に反対する要請

 常日頃から、市民の平和な暮らしと福祉向上のためにご尽力いただいておりますことに敬意を表します。
 さて、3月4日の防衛省による瀬戸内製鋼所呉地区跡地を「多機能な複合防衛拠点」整備のために一括購入するとの報道に大きな驚きと衝撃を受けております。
 防衛力強化の名のもとに巨大な基地が建設され、陸上自衛隊海田駐屯地、米軍岩国基地などと連携し南西諸島・太平洋エリアへの後方支援基地として部隊訓練や、弾薬や兵器の補充や輸送、艦隊の出動を行う重要な拠点として整備されようとしています。
 既存の海上自衛隊呉基地も、護衛艦「かが」の空母化をはじめ、長距離ミサイル搭載可能な最新鋭護衛艦、垂直ミサイル発射システム搭載の最新鋭潜水艦配備がされ、来年3月には南西地域に車両や人員を郵送するための専門部隊として、陸・海・空共同の「自衛隊海上輸送群」の新設も決定しています。
 呉市は、「旧軍港市転換法」により「平和産業港湾都市」への転換を市是として取り組んでまいりました。
 一方で「海上自衛隊との共存共栄」の方針を掲げながらも、市民生活への影響を考慮しながらバランスをとって取り組んでこられたと思います。
 今回の防衛省提案は、これまでの呉市の取組、理念に大きく反するものと言わざるを得ません。
 同時に基地に依存する経済・産業振興に将来性はありません。巨大化する基地の街に若者が集い、子育てをする姿を想像することはできません。有事の際に攻撃対象となる危険が高まることも指摘されています。
 つきましては、日鉄瀬戸内製鉄所跡地への「複合防衛拠点化」構想に反対し、早急に広島県、呉市が連携し市民・県民が納得し、将来展望のもてる産業誘致など「跡地利用計画」の提案をしていただくよう要請いたします。
                                  2024年3月19日
                                社民党広島県連合
                                 代表 檀上 正光


 





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