5.3憲法記念日を前に街宣行動を取組む (2024/04/21)
<社民党リレ−街宣>
4月21日(日) 9時30分〜13時30分にかけて福山市で街宣行動を取組みました。
コ−スは福山駅から松永町⇒沼隈町⇒尾道市(JAえぇじゃん)ルート
街頭演説では①神村町、②松永町、③松永町、④松永町(ハローズ前)⑤沼隈町(道の駅近く)の5か所で行いました。

【演説内容は以下の通り】
みなさん、こんにちは、こちらは社民党です。社民党は5月3日の憲法記念日を前に憲法の問題をお話しさせていただいています。
岸田首相は「任期中に憲法の改正を目指す」と言っています。その目的は憲法9条の平和主義の改悪です。
戦争法と言われています安保法制が8年前に自民党と公明党によって強行可決されて以降、専守防衛から先制攻撃に変わり、敵基地攻撃のため沖縄の石垣島などの島にミサイル基地を建設しています。
そして、防衛費は昨年度の場合7兆6000億円と防衛力強化資金4兆6000億円で合計12兆円です。今年度はさらに14兆円になる予定です。
いままでは防衛費はGNP1%枠という制限がありましたので軍事費は約5兆円でした。今や2.4倍です。
ところで、世論調査では憲法の改正要求は5%ぐらいしかありません。それより裏金問題にみられる自民党政治の解明や、物価高、教育や福祉の問題の方の要求が多いのです。
もともと77年も憲法が改正されないということは国民が平和主義の憲法を支持している証拠です。
今、国会は、「自民党とカネ」の問題で紛糾をしています。
1枚2万円のパーティ券を売りまくり、6億円近い裏金作りに精を出し、キックバックを受けても収支報告書には記載せず、巨額の金が何にどう使われたのか、自民党は隠し続けています。
自民党は企業団体献金を廃止すると言って、政党交付金制度をつくりました。自民党が受け取っている政党交付金は、なんと159億円です。
これは私たちの税金です。巨額の政党交付金と企業献金を二重取りしてきたようなものです。
裏金問題の解決もできず、自浄作用のない自民党が、憲法改正を声高に言う正当性があるでしょうか。「一刻も早く裏金問題にけりをつけてほしい」というのが国民の声です。
自民党は裏金事件について「事実を明らかにせず、ふたをしようとしています。自民党は政治資金規正法改正に向き合っていません。いまだ具体案を出さないのがその証拠です。
少子化対策の子育て支援金にしても、公的医療保険料に上乗せして徴収する政府の財源確保策は、「実質増税です。 自民党はパーティーを開いて裏金にしていたのに、保険料は上げるのか」、と国民は怒っています。
そして昨年、介護を理由に10万人の人が仕事をやめている現実や、4月から訪問介護の基本報酬引き下げで訪問介護事業が苦境におちいっていることに岸田首相は予算的に何の手立ても行っていません。
軍事費に12兆円もつぎこめば、介護、教育、福祉、医療にお金が回らないのは当然です。岸田政権は税金の使い道を間違えています。
憲法を改悪して、軍事優先の日本にならないよう、6月と予想される衆議院選挙では自民党政治を終わらせましょう。
しかし、投票率はどんどん低くなっています。国政選挙では約50%の人が投票に行っていません。
「選挙に行っても政治は変わらない」と言われますが、選挙に行かない50%の人が投票に行けば、政治は絶対に変えられます。私たちの手で、あなたの手で政治を変えましょう。
衆議院選挙では社民党に力強いご支援をお願いいたします。お話をきいていただきありがとうございました。
報告 小川