『第43回反核平和の火リレ−』スタ−ト! (2024/07/03)
=語り継ごう!走り続けよう!ヒロシマの心を=
7月3日(水)7時55分から、慰霊碑前(広島市平和公園内)で『第43回反核平和の火リレ−』の出発式が行われました。

冒頭で主催者のあいさつに続いて慰霊碑への献花、参加者全員による原爆犠牲者への黙祷が行われ、平和公園内に燃え続ける「平和の灯」から採火された灯が第1走者のトーチへ点火されました。
この火がここから県内を走破し引き継がれていきます。
続いて、来賓のあいさつのあと、松井広島市長のメッセ−ジが紹介され、第1走者の新田実行委員長の決意が述べられ、リレ−テーマ曲『平和の火よ走れ』の演奏曲が流れる中、原爆が投下された8時15分に慰霊碑前をスタ−トしました。

出発式には以下の方々が激励に駆けつけられました。
〇広島県原爆被害者団体協議会(熊田 哲治 事務局長)
〇原水爆禁止広島県協議会(金子 哲夫 代表委員)
〇広島県平和運動センタ−(高橋 克浩 事務局長)
〇社会民主党広島県連合(有田 優子 副代表)
〇新社会党広島県本部(三木 郁子 委員長)
第43回反核平和の火リレ−について
<はじめに>
1982年ヨーロッパにおける反核運動の高揚(若者を中心にパーシングⅡ配備反対運動)に呼応して、国内でも反核運動が沸き起こりました。
この年に広島で取組まれた「3.21平和のためのヒロシマ行動」には20万人が参加し、この行動は、東京、大阪へと拡がっていきました。
こうした運動の力を一過性でなく継続した取り組みにしようと、広島の青年・女性が話し合い始まったのが『反核平和の火リレ−』で、このリレ−は今や全国へと拡がり、広島では今年で43回目を迎えました。
<第43回反核平和の火リレ−の内容>
取組期間 2024年7月3日(水)〜7月23日(火)14日間(土・日・休を除く)
県内23全市町村、577区間、636.9Km
ランナ−数 1000人目標
△「反核平和の夕べ」の開催・(16地区、23全市町村で開催予定)
△リレ−コースの各自治体に平和行政や議会決議などの「要請書」を渡す
<主催>
広島県青年女性平和友好祭実行委員会
<実行団体>
8団体