「12.8不戦の誓いヒロシマ集会」を開催 (2015/12/08)
市民の声を無視して突き進む安倍政治を止めさせ、
平和と民主主義を取り戻そう!
太平洋戦争が始まった1941年の真珠湾攻撃の日にあたる12月8日、県護憲や平和運動センターなど5団体の主催で「12.8不戦の誓いヒロシマ集会」が、広島市・自治労会館に約150人が参加し開かれました。
集会では、主催者を代表して戦争をさせないヒロシマ1000人委員会の秋葉忠利前広島市長があいさつ。

主催者を代表して挨拶する秋葉忠利前広島市長
続いて、東京新聞論説兼編集委員の半田滋さんが「日本は戦争をするのか――集団的自衛権と自衛隊」と題して講演をされました。

講演する半田滋さん
半田さんは、第一次安倍内閣から教育基本法や国民投票法の制定など一貫して集団的自衛権の行使容認に向けた布石が打たれてきた点を紹介するとともに、第二次安倍内閣においては、日米ガイドラインの改定が国会審議以前に米国と約束してきた点や、国会審議が極めて不十分なまま先の戦争法が可決されたことを紹介し、「独裁に等しい閣議優先、国会軽視で安保法制を成立させてきた」とその政治手法を批判しました。
そして、戦争法の発動が、秘密保護法の成立により時の政権が国会承認なくして可能になりかねないこと、さらには、日本の軍拡でアジア各国との軍拡競争へと発展し、「安倍のウソが本物になりかねない」と指摘し、来年の参議院選挙を起点に自民党政権を交代させていかなくてはならない」と呼びかけました。
集会では、最後に、「戦後70年を戦前に回帰させないため、平和と民主主義を守るための活動を一層強化」しようとの集会アピールを採択しました。