2023年社民党広島県連合新春のつどい (2023/01/15)
いのち・暮らしを最優先に!
統一自治体選挙に勝利しよう!
1月15日(日) 午後2時から広島市男女共同参画推進センター(ゆいぽーと広島)で『社民党広島県連合新春のつどい』が開催されました。
佐藤副代表の開会のあいさつに続いて、檀上正光県連合代表のあいさつがありました。
檀上代表は「昨年は党の存続に関わる厳しい状況の中にあっても、7月の参院選では党員を始め多くの支持者・支援団体の力強い支援の輪で国政政党として活動を継続する事が出来ました。改めて深く感謝します」と述べ「岸田政権が進めようとしている道は『聞く力』、『対話路線の重視』と見せかけ、現実は増税を含め国民に負担を強いる軍備増強、アメリカ追随の政治という本音が明らかになってきました。
物価高騰、低賃金の上、コロナ禍で日々の生活に不安で苦しむ国民の現実を無視した岸田政権は交代させなければなりません。
今年は統一自治体選挙があります。社民党は国民のいのちと暮らしを守る社会システムを創るため全力を挙げ勝利に向け闘います」と述べました。

新春のあいさつをする檀上正光県連合代表
来賓として、森﨑賢司(広島県教職員組合書記長)様、貴田月美(I女性会議広島県本部議長)様より連帯のあいさつがあり、位田友和(全水道広島水道労組書記長)様も会場に駆けつけて頂きました。

連帯のあいさつをする森﨑賢司広島県教職員組合書記長

連帯のあいさつをする貴田月美I女性会議広島県本部議長
続いて記念講演として新垣 邦男(衆議院議員・社民党全国連合副党首)さんから「国会情勢と増税軍拡路線」と題して講演がありました。

講演をする新垣 邦男衆議院議員・社民党全国連合副党首
内容は(抜粋)、主な柱として、
①沖縄の村の首長(4期16年間)から国会議員への転身の背景
②国会の情勢 与党、野党とは、岸田政権の特徴(国会軽視の重要要件は全て『閣議決定』)国葬問題・安保3文書など
③米国の戦略 ロシアのウクライナ侵攻、中国脅威論をどう見るか
④沖縄の現状 先島地域に自衛隊配備(宮古・石垣・与那国)、辺野古の新基地建設問題、嘉手納基地からF15戦闘機の撤退は何を意味するのか
※F15戦闘機は老朽化のため撤去、それに伴い軍人・家族も引上げ
※19000名の海兵隊も9000名が撤退計画がある...

沖縄の現状については、「自民党を始め今憲法を変えようと色々な動きをして世論形成を狙っているが、沖縄は『憲法の改正』の声は殆ど聞こえてこない。
あるのは色んな問題を島民に押しつけている『地位協定』の改正の声が断トツだ。沖縄現地で米軍に申し入れしてわかった事は『日本政府からはそんなに改善要請を受けていない』という答弁が出てくる。
これまでの首相は問題が起きた際には『遺憾に思う!と米軍に可能な限り改善要請した』と云ってきた。しかし、この答弁が如何に見せかけである事がわかる」と内実を暴露しました。
また、最近は『有事』の名のもとに朝から低空飛行訓練が行われ騒音が激しくなっている。日本の政治はアメリカの思い通りにやられている事を多くの人に知らせる事が重要だ。
そして「社民党の主張が必ず求められる時は来るし、ぶれる事無く地域から行動を進めよう!」と締めくくりました。
そして質疑・討論があり、4月の統一自治体選挙で闘う公認・推薦予定候補が紹介されました。
【予定候補者は以下の通り】
〇山内 正晃 広島市議会議員選挙(安佐北区) 現3期

〇有田 ゆうこ 広島市議会議員選挙(南区) 新

〇景山 ひろし 東広島市議会議員選挙 現1期

※檀上 正樹 尾道市議会議員選挙 新 (※はズーム参加)
山上 ふみえ 呉市議会議員選挙 現9期 (所要のため欠席)
続いて福山県連合幹事長から「統一自治体選挙方針」について提起があり、「宣言」を採択し、最後に檀上県連合代表の音頭で団結ガンバローが行われ閉会しました。

統一自治体選挙勝利に向け団結ガンバローをする