| 「4・26チェルノブイリ・デー」アピール チェルノブイリ原発事故から39年がたちました。事故原発は放射性物質の飛散を防ぐための巨大なシェルターに覆われ、いまだ廃炉に向けた具体的なめどが立たないままです。また、ロシアによるウクライナ侵略では、原発が攻撃の標的となる事態となり、原発の危険性は安全保障という点からも大きなリスクがあることが明らかになりました。 一方、「チェルノブイリのような事故は起きない」と宣伝され続けた日本でも、2011年3月11日、東京電力福島第一原発でチェルノブイリと同じレベル7の事故が発生しました。14年を経た今も、事故を受けて政府が発令した「原子力緊急事態宣言」を解除できず、廃炉に向けた工程も、溶け落ちた核燃料の取り出しが試験的に行われているに過ぎず、880トンともされる燃料デブリ回収の目途は全く立っていません。 にも関わらず、政府と東京電力は多くの県民・漁業関係者の反対を押し切り、放射能汚染水の海洋放出を強行する一方、「原発の最大限活用」へとまたも回帰するエネルギー基本計画を策定しました。 昨年の能登半島地震では、北陸電力志賀原発の変圧器やモニタリングポストの故障、原子力規制庁の想定を上回る揺れの観測、連動しないとされた断層との連動など、数多くの「想定外」の事態が生じました。 そして何より、原発事故と地震災害という複合災害が発生すれば、道路の寸断や集落の孤立、多くの家屋の倒壊・被災で、屋内退避も避難も困難な状態となり、現在の避難計画では住民の安全を確保できないということが明らかになりました。 この教訓を、原発依存・再稼働への強い警告と受け止め、チェルノブイリやフクシマ、そして世界に広がるヒバクシャの痛みを忘れることなく、改めて脱原発への歩みを進めなければなりません。 「核と人類は共存できない」。新たなヒバクシャを作らせないためには、「核絶対否定」の道しかありません。 私たちは、人類史上はじめて原子爆弾の惨禍を被ったヒロシマから改めて訴えます。 ◆チェルノブイリ原発事故を忘れてはなりません! ◆福島第一原発のような事故を二度と起こさせてはなりません! ◆原発の再稼働・新増設への方針転換を許してはなりません! ◆新たなヒバクシャを生み出してはなりません! ◆全ての核被害者への補償と救済を強く求めます! ◆放射能汚染水の「海洋放出」の停止を求めます! ◆ノーモアヒバクシャ、ノーモアチェルノブイリ、ノーモアフクシマ 2025年4月26日 4.26チェルノブイリ・デー座り込み参加者一同 |